自分で紙を組み立てて作る被り物(マスク)を英語で”DIY paper mask”や”DIY 3D mask”と呼んでいます。
欧米には、これらの展開図をダウンロード形式で購入できるサービスを提供している企業がいくつかあります。
サービス提供している企業の例
Lapa Studios
Lapa Studiosは、アメリカ・ロサンゼルスに拠点を置く企業です。
自社サイトで、怪獣や恐竜などのマスクの展開図を販売しています。
Etsyのショップでも購入できます。
URL:https://www.etsy.com/shop/lapastudios
展開図をPDF形式でダウンロードし、自分で印刷用紙を用意して、プリントアウトします。
(カラフルなマスクを作る場合は、色付きの印刷用紙を用意する必要があります。)
ハサミやカッター、接着剤などの道具を用意して、展開図を組み立てて、マスクを完成させます。
金額は、大人用が1体7ドル、子ども用が1体5ドルです。
Lapa Studiosのサイトでは、動画で組立方法を紹介しています。
また、トランプ大統領のマスクがミュージックビデオで使われていることが紹介されています。
トランプ大統領のマスクは販売されていないので、おそらく特注品だと思われます。
Lapa Studiosは、Kickstarterでクラウドファンディングを募ったことがあります。
Tetra Variations
Lapa Studiosは、アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置く企業です。
URL:https://tetravariations.wordpress.com/
自分で紙を組み立てて作る被り物(マスク)や操り人形(パペット)などの展開図を販売しています。
(自分で紙を組み立てて作る操り人形(パペット)を英語で”DIY paper puppet”と言います。)
Etsyのショップで購入することができます。
URL:https://www.etsy.com/shop/tetravariations
値段は7ドル前後です。
YouTubeチャンネルでマスクの作り方を紹介しています。
TetraVariationsのマスクは、日本のまとめブログでも紹介されたことがあります。
外国人「紙だけで簡単に迫力のある被り物が作れるよ!」→「面白そう!」|海外まとめネット | 海外の反応まとめブログ
Wintercroft ®
WINTERCROFT DESIGN LTDは、イギリスに拠点を置く企業です。
自社サイトで、動物などのマスクの展開図をPDF形式で販売しています。
Etsyのショップでも購入することができます。
https://www.etsy.com/jp/shop/Wintercroft
値段は5ポンド前後(6ドル前後)です。
YouTubeでマスクの作り方を紹介しています。
WINTERCROFT DESIGN LTDは、マスクのほかに、銀(シルバー)や銅(ブロンズ)のジュエリーなども販売しているようです。
日本ではヒットするのか
日本にこのサービスを持ち込んだ場合、ヒット(流行)が期待できるのでしょうか。
日本では被り物の習慣が根付いているとはいえないので、ヒットは期待できないと私は考えています。
(渋谷でハロウィーンの仮装をして騒いでいるのは、国民全体から見たらほんの一握りですからね。)
ただし、小学校の図画工作の教材として使用したり、会社の入社試験や社員研修で使用する、など教育目的で使うという道はあるのかもしれません。