霜降り肉の牛はどうやって育てるのでしょうか。
この記事では、霜降り肉の牛の育て方(作り方)について簡単に解説していきます。
霜降り肉になる牛とならない牛の違い
牛の肉質は、屠殺前の一定期間に食べたエサや飼育方法によって決まります。
穀物を食べた牛の肉は、脂肪の色が白く、霜降りになりやすくなります。
一方、草を食べた牛の肉は、脂肪の色が黄色く、霜降りになりにくくなります。
霜降り牛は放牧をさせない?
霜降り肉に関するウィキペディアの記事を見ると次の文章があります。
放牧をさせてしまうと、筋肉が発達して霜降りになりにくいため放牧は行われず牛舎に収容し、牛本来の食べ物である牧草ではなく穀物飼料が多給される。
(霜降り肉 – Wikipediaより引用。太字は筆者による。)
ところが、「田中畜産」では、但馬牛(たじまうし)を放牧して育てているそうです。
(参照:霜降りは不健康な飼い方で出来るもの?? | 田中畜産)
参考文献
太木光一(1991)『プ・ロ・の・た・め・の食材の基礎知識』オータパブリケイションズ